20歳女性・大学生。初めての海外で、マルタのチェンバーカレッジに3週間の短期留学で、ケータリングアパートに滞在。
二十歳、女、大学生
chamber college, 3週間
航空券代 11万
授業料+滞在費 917ユーロ (11万〜12万くらい) ※空港⇔アパートの送迎代含む
食費(自炊ときどき外食) 150ユーロ (2万弱)
観光+おみやげ代 246ユーロ (3万くらい)
(参考までに)日本から現地に送ったEMSの配送料(5キロ) 8600円
うまくいっていたら、日本でかかった細かい費用 (保険料や空港までの交通費など)
すべてを合わせてもおそらく30万円は超えていなかったけれど、誘惑に負けて服をたくさん買ってしまったためそれはかなわなかった。でも後悔はしていない。
海外に行った経験がなかったので、学生のうちに行っておきたかったから。
マルタを選んだのは、海がきれいで気候が良くて治安が良くて、とにかく初めての留学でも気張らなくてもいい、気楽でいられるようなところがよかったから。
日本人のスタッフがいること
パソコンが使えること
規模が小さいこと
体験談が少ないこと(今後留学を考えている人の参考になればいいと思って) の4点
日本人が少ないと聞いていたけれど、学校には予想以上に日本人がいた。学校全体の日本人の割合はそれほど大きくないと思うけど、私のいたクラスでは7、8人中6人が日本人という超・飽和状態だったりしたので、クラスによって偏りがあったのでは・・・。職員の方に言えばクラスは変えてもらえたけど、特に不満はなかったので変わるようなことはなかった。
どの先生も授業に教科書は使わず、主にプリントで問題を解いたりディスカッションをしたりした。クラスが日本人ばかりとは言っても、もちろんみんな英語でしかも積極的にしゃべるので、はたしてついていけるのかと最初は不安になったけれど、1週間くらいでなんとか慣れた。宿題はあまりでなかったけれど、先生によって量は違うみたいだった。
学校のコンピュータールームには無線LANがあったので、休み時間は自分のノートパソコンを使っていた。また、近所(正面玄関を出て左側)に生徒がよく行くお店があって、そこのチーズケーキが美味しいと聞いていたけれど私が行く頃には毎回売り切れていたので、1度食べてみたかった。
学校が毎日用意していたエクスカーションは週替わりで、ツアー会社に頼むよりもちょっと安めの値段で参加できた。
アコモデーションは自炊がしたかったので、ケータリングアパートで滞在していた。シェアルームと聞いていたけれど、一緒の部屋の人はいなかったのでシングルルームとして使わせてもらった。フラットはロシア人の女性と一緒で、彼女は毎日のように近所のジムに行っていた。ルームメイトとフラットにいる時間が結構ずれていたので、好きな時にテレビを見たりシャワーを浴びたりできたのが、すっごく気楽だった。
アパートの近くには小さい商店がいくつかあって、そこで野菜や水を買っていたけれど、大きなスーパーの方が値段が安いので、スリーマまで歩いて買いに行ったりした。
昼からは授業を入れていなかったので、大抵スリーマに行って食事や買い物をした。今回が初海外という私は、最初日本にもあるファーストフードに行って味やメニューを比べたりしていたけれど、マルタにはファーストフードよりも、もっと安くてボリュームのあるスナックを提供しているお店がたくさんあるので、そっちを探す方がいいと思った。
週末や学校が終わった後は、観光のために遠出をした。最初はバスの乗り方もよくわからなかったけれど、乗ってみると安くて便利なので何度も利用した。(ただし便利というのは‘徒歩に比べたら’の話で、郊外のバス停には大抵時刻表がないので目的地に向かうバスがいつ来るのかもわからないし、バスが近づいて来た時に手をあげるとか、何らかの「乗ります」という意思表示をしないと素通りされてしまったりするので、日本と比べたら明らかに不便だった)
天気の悪い日は部屋でダラダラしていた。
*困ったこと
・マルタでもゴキブリが出たこと
・トイレが流れにくいこと(流すコツをつかむのに時間がかかった)
・湿度が高いので洗濯物が乾きにくかったこと
・電子レンジがなかったこと
・寒暖の差が激しかったこと
・砂埃が舞っていたこと(こういう点でもサングラスは役に立ちそう)
・スーパーには肉やチーズは豊富な種類があるのに、鮮魚がまったく売っていないこと
(地中海の島なのでてっきり魚はポピュラーなものだと思ったら、マルタの人たちはそんなに魚介類を積極的に食べる方ではないようだった。魚を入手するためには、町の魚屋さんを探すか市場に行くしかない)
・アパートが郊外にあったためスリーマに行くのに毎回片道20〜30分歩かなければいけなかったこと
・普段戒律に縛られているリビア人達がここぞとばかりに羽目をはずして、アパートの中にも関わらず夜中に大音量の音楽を流して踊っていたこと
*EMSについて
留学中に1番困ったのが、EMSで日本から送った荷物をマルサにある郵便局まで取りに行かなければならないことでした。グジーラのアパートから5キロくらいしかなかったので、徒歩で地図を頼りに行ったのですが、車道だけの道路を歩かなければならなかったし、とにかく日本ではやらないような無茶をたくさんしたので、荷物を取りに行く際はタクシーで行くことをおすすめします。また受け取りにはパスポートと伝票の控えが必要です。
*アパートについて
私が滞在していたのはHigh Rise Apartmentsというところで、学校から近いのは良かったのですが、料金の割にあまり設備が整っていなかったので、ちょっと割高に感じました。(1つ1つの部屋が広かったからかもしれません)学校から少し離れたところにありますが、別のアパートのOceanic
Apartmentsの方が立地的に便利だし、きれいで設備もそろっていたと思います。chamber
collegeのホームページにある地図にアパートやホテルの位置が詳しく載っているので、そちらを参考にしてもいいと思います。
*良かったこと
・今まで見たことのない町並みや美しい風景を生で見れたこと
・外国人と話すことに躊躇しなくなったこと
・多くの人と出会うことで視野を広げられたこと
マルタにはやたらと猫がいて、猫好きの人には魅力的かもしれません。(でもその分糞もたくさん落ちているので常に足元に注意を向ける必要があります)
マルタの人たちはフレンドリーな人が多く、地図を片手にうろうろしていればすぐに誰かが声をかけてくれます。(下心で話しかけてくる人も結構いますけど…)学校やステイ先で困ったことがあっても、チェンバーカレッジには牧田さんをはじめとする綺麗で優しい職員の方が手助けをしてくれるので、とても助かりました。
マルタはのんびりするのに適した国だったので、 留学というよりは観光目当てで来た私にはぴったりでした。
こんなこと言うと失礼かもしれませんけど、ニチアイさんのホームページのコンテンツとその文章の端々に人間臭さを感じたので、「本当に留学の仕事に携わっている人がこのサイトを作っているんだ」と思い、留学の斡旋をお願いすることに決めました。出発の2か月前に申し込むという超スローペースでしたが、迅速かつ丁寧に対応していただいてありがたかったです。次の機会があれば、またお願いしたいと思います。
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